”野球部”
先日、広告代理店の方にこれ読んでみたら?
と言われた漫画。
「バトルスタディーズ」
大阪の超名門野球部をモチーフに書かれていて
書いてる人もこの超名門高校野球部出身者なので
リアルすぎて面白かった。
僕も高校球児だったが、この漫画を読んで
うなずくことばかり。
ほぼ実際にあった事が書かれてているから
生々しく、そして俺たちもそうだったと
共感した。
僕たちも野球を強くするために集められたわけなので
当然野球漬けの毎日。
これは仕方のない事で日常の中で
気が休まるのは学校の教室のみ。
学内で先輩を見かけたら大声で挨拶。
昼食は教室で食べれず先輩方と部室で昼食、もちろん朝食も。
同級生は頼んだ食事が違うと先輩からナポリタンが飛んできて
ワイシャツがオレンジになっていたり、残飯処理もしたりと
賑やかな?昼食。
唯一の救いは通いで学校に通っていたくらい。
しかし今、思えば日が昇らないうちに家をでて朝練。
帰宅が日付が変わる事もあったくらい遅くまで夜練。
合宿所のほうが良かったかもしれない・・・・
正月も休みなく、テスト期間は部室で勉強・・・・・
食事もインスタント食品や炭酸だめ甘いものだめ
とにかく米を食わされた!!
これだけの野球漬け・・・
1学年上の先輩は甲子園まで後一歩というところで
敗戦・・・・・
涙が止まらなかった事が思い出します。
当然自分の学年の時も敗戦した時も
崩れ落ちましたが
これだけ徹底した野球漬けだったのだから
悔し涙がでて当然ですね。
当時やってた事が今、生きてるか、これから生きるかは
わかりませんし、この時代であんな事やってたら
間違いなく問題になりますが、
あの時代を経験した事で少しだけ濃い思い出が人よりある気がします。
余談ですが、僕の腐れ縁の友人は、それこそ小さい頃から野球の超有名人、ヤンチャでも超有名人!
高校入学時は各方面からスカウト殺到!
素質は抜群なのに遊んでしまったせいか
夢、叶わず。
今は息子の野球指導をして父が叶わなかった夢を託してるようで、
そんな夢の続きに僕も期待しています。
そしてどうか頼むからヤンチャな事は教えないでほしいものである!
「バトルスタディーズ」
時間がある方は是非!
高校野球のある意味仕組みがわかります。